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「 クライド川を行き来する一隻の平底荷船
ここで雑役人として住み込みで働く作家志望の青年ジョー・テイラー
ある朝 彼は若い女の死体を引き上げる
死体は警察に引き渡されたが その日から ジョーは船主
レズリーの妻エラに対し 突如として激しい欲望を抱くようになる
ジョーはエラを誘惑し レズリーの目を盗んでは関係を持つ
エラ以外の女性とも次々と関係を結ぶジョー
そんな彼には 誰も知らない隠された過去があった 」



ここまで 後味の悪い映画も少ないと思います
( 私は この不快感が堪らなく好きですが )
ユアン・マクレガーのファンは多い ?
邦題の “ 猟人日記 ” を検索すると ロシアか何処かの
別の小説に行き当たるのでご注意下さい (笑)
この作品は 本当に 身勝手な男性の生き方を描いてます
ブコウスキーなどと同じ 無頼派と呼ばれる作家の一人が原作です
他人に どんな不幸が訪れようと 自分に危害が及ばなければそれでイイ ・・・
これって すごく 現代的な感覚なんですよね
ピンの甘いラストカット 歩み去るユアンの後ろ姿が印象に残ります
もしかすると 死に神って こういう姿をしているのかな ・・・
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「 カレンは老いた母親とロサンゼルスで二人暮らし
14歳の時に産んですぐ手放した娘のことばかり思い
彼女に手紙を書く事を日課としている
一方 エリザベスは 母を知らずに育った女性
弁護士としてキャリアを積み 故郷のロサンゼルスに戻った
何事にも執着しない彼女だが 会社の上司の子を妊娠した事をきっかけに
37年前 自分を手放した母を捜そうと決心する 」



「 愛する人 」 は ダサイ邦題ですね !
原題は “ Mother and Child ”
途中の 回想として挟まれるシーンが
作品のクールなトーンに違和感を与えてしまい
ちょっと惜しまれますが
何組かの母娘が登場し それぞれに
ひねった関係で繋がるのは そこそこ見応えが有ります
ナオミ・ワッツが ひさびにハマリ役で出演 !
どことなく面立ちの似た アネット・ベニングは その母親役です
基本は この二人を軸に物語が進展し
お互いが 相手を捜し始めるところから 本題に入るのですが
意外に切ない幕切れを迎えました
悪くない作品だと思います
「 東京の埋め立て地で女が殺害される
捜査に当たる刑事の吉岡は 現場に自分の痕跡を見つけ困惑する
同僚の宮地から向けられる疑いの眼差し
時を同じくして姿を現すようになった 赤い服の女が発する叫び声
彼女は何者で 一体 何を訴えているのか ?
曖昧な記憶に脅かされ 過去の闇に取り憑かれたように
憔悴してゆく吉岡 その周囲では 次々と殺人事件が起きる
死因のすべては海水による溺死だったが 」



黒沢清の作品は リアルタイムで かなり初期の作品から観ていますが
ワタクシは この “ 叫 ( さけび ) ” の 切なさが好きです
ゆうべ WOWOW で “ CURE ” を 放映していたのを観たので
今日は 黒沢清作品をチョイス
主演の役所広司は トレード・マークの トレンチ・コート姿
お馴染みの刑事役で 寅さんのように出演しています
名前は変わるのですが 役柄が同じなので ホラー版 男はつらいよ って感じ
赤い服の女は かなり怖いですが ロマンティックな一面も持ち合わせ
ゴシック・ホラーのようにも思えます
黒沢作品の中では まだ 分かりやすい結末を迎えるので
黒沢清 初トライの方などに オススメですね
怖いのは覚悟して頂かないといけませんが 宜しかったらどうぞ ♪
「 郊外の市営住宅に越してきた番上夫妻
失業中の夫に代わり 大きなお腹を抱えながら
スナック勤めを続ける妻のあずさ
挨拶回りで近所の山根家を訪れて驚愕する
そこには高校時代に自分を酷く傷つけた許し難い女・奈々瀬が
実の兄でもない英則を 「 お兄ちゃん 」 と呼び
一つ屋根の下で暮らしている
奈々瀬を見る夫の視線に心穏やかでないあずさは ある日
山根家で二段ベッドの天井に覗き穴を発見する 」



昨日 少し触れた 富永昌敬監督の作品です
予告編で 凄く期待しちゃったんですが 設定の奇抜さの割に
弾け方がイマイチなんですよね
なんなんでしょーか 肝心の部分になると バーのカウンターで
気持ちを説明しちゃったりとか セリフで誤魔化してしまうんですよ
コレって もしかして トレンディー・ドラマばかり見て
育ってきた世代に特有の感覚なのかしら ?
連ドラ世代って そういうの見慣れてるんで それが自然だと思うのかな ?
映像で見せるんじゃなくて バーで語っちゃうよー ・・・
みたいな (笑)
シチュエーションと 脈絡なく起こるアクシデントは楽しめますが
予告編ほど 面白くなかったというのが感想ですね
「 勢いで先輩と駆け落ち 上京して5年
恋も仕事も パッとしない日々を送っていたOLの佐和子
そんな彼女の元に 父が末期がんで倒れたという知らせが届いた
佐和子は田舎に戻り 実家のしじみ工場を継ぐことになる
しかし工場は倒産寸前 パートで働くおばちゃんたちにはシカトされ
ついてきた恋人にも 浮気されてしまう始末
そんな中で 佐和子は工場を立て直す決意をしたのだが 」



園子温監督の “ 愛のむき出し ” で 女優として 大ブレイクした
満島ひかりチャンが出てるので 期待して観たのですが
それこそ パッとしない作品でした
この作品の石井裕也監督と ひかりチャン 結婚しちゃいましたが
『 なーんでーーーー !? 』
って 思ってしまうくらい ひかりチャンが 活きてないです
新しいことをやろうとしてるのは分かるんですが
面白いとは思えなかったなー
最近の 若手の監督達は みんな緩い話を撮りますね
石井裕也監督しかり 富永昌敬監督しかりですが ・・・
おばちゃんには もう ついていけませーん (藁)
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