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「 クルド人難民の少年 ビラルは 恋人の住むイギリスを目指し
イラクから徒歩で フランスのカレー海岸にたどり着く
しかし 行く手を阻むドーバー海峡が ・・・ 」
原題は “ WELCOME ” です
この作品 “ 君を想って海をゆく ” という邦題のせいで
見逃した方も多いんじゃないでしょうか ?
邦題がこれだと 少年を主人公にした恋物語と勘違いしますが
本当の主人公は 少年に泳ぎを教える水泳コーチのシモン
彼が 少しずつ 少年に 周囲に 離婚調停中の妻に 心を開く過程
その心情を追うことで 作品の伝えたいことが見えてくる気がします
難民への支援や擁護は法律違反であり 寝食を供したシモンを
狭量な向かいの部屋の住人は 容赦なく通報します
“ WELCOME ” とは その住人が使っている玄関マットの文字でした
なんとも皮肉なタイトルですね
難民化したクルド人たちを 周辺国は 「 置いておく 」 だけで
受入れている訳ではなかったのです
難民の話題など 希薄で 疎い島国日本 ・・・
物語は意外な結末を迎え これが 現実なのだなぁ と
久々に 脳天をガツンとやられちゃいました
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